【画面仕様】契約条件

賃貸管理ソフトReDocSで確認できる「契約条件」について説明します。

「契約条件」画面は主に「お部屋の契約条件の詳細」を確認できます。
現在誰がお部屋を借りているかの情報は「契約者情報」画面で確認できるようになっております。

契約条件の反映箇所

  • 契約者情報をコピー
    他の部屋で登録している契約者の情報をコピーして利用することができます。
    (ただし、ログイン時点で入居開始日から1ヶ月以上先の契約者や
    解約日から1ヶ月以上経過している契約者はコピーの対象外となります。)
    • 契約条件のみコピー
      この記事で説明している「お部屋の契約条件」のみコピーしたい場合は、赤いボタン「契約条件のみ」を押してください。
    • 契約者情報のみコピー
      「契約者情報(契約者名、入居者名、鍵情報など)」のみをコピーしたい場合は青いボタン「契約者情報のみ」を押してください。
    • 全てコピー
      部屋の契約条件および契約者情報をすべてコピーしたい場合は、オレンジボタン「全てコピー」を押してください。
      以前A物件に住んでいた契約者を、B物件に移動させたいなどの場合はこちらをご活用ください。
  • 消費税
    賃料および共益費に消費税がかかるかどうか選択してください。
    ※「消費税の経過措置を適用する/しない」・・・2019年10月より消費税率が10%に変更するに伴い、
    2019年10月分の賃料より消費税が8%→10%に消費税切り替わる場合は「適用しない」
    次回更新日まで引き続き8%の税率が適用される場合は「適用する」を選択してください。
    法律上は2019年3月31日までに締結した契約に適用されますので、
    リドックス上で2019年4月以降の日付で契約開始日を設定しているものは、
    「経過措置を適用する」に設定しても、10%の賃料になりますのでご注意ください。
  • 家賃管理
    該当の部屋は賃料管理を行うか選択してください。
    (家賃管理はしない、を選択すると家賃の入金登録をしなくても、滞納テナントには表示されません。)
  • 賃料
    毎月の賃料を入力してください。
    尚、賃料は毎月オーナーに送金しないなどイレギュラーなケースがある場合は
    賃料を「精算対象外」にすることで、入金登録をしていても
    オーナー精算登録画面に表示させないことも可能です。
  • 共益費
    毎月の共益費(管理費)を入力してください。
    尚、共益費は毎月オーナーに送金しないなどイレギュラーなケースがある場合は
    共益費を「精算対象外」にすることで、入金登録をしていても
    オーナー精算登録画面に表示させないことも可能です。
  • 敷金/保証金
    預かっている敷金(保証金)の預かり先を選択してください。
    敷金・・・契約時にオーナーへ支払うお金です。預り金のため非課税であり、退去時に返金されるお金でもあります。
    尚、リドックスで極度額を登録すると、賃貸借契約書(リドックスオリジナル)および連帯保証人承諾書に反映されます。

    ※画像1 賃貸借契約書(極度額が画像のように反映されます)


    ※画像2 連帯保証人承諾書(極度額が画像のように反映されます)

  • 礼金
    礼金の金額を入力してください。
    礼金・・・契約時にオーナーへ支払うお金です。退去時には返金されない費用でもあります。

連帯保証人保証額・・・「極度額」とは、保証人の責任限度額、保証の上限額のことです。
改正民法では、賃貸借契約の連帯保証人が個人である場合は、
原則として、連帯保証契約において「極度額」を合意しないと連帯保証契約が無効になります。

https://workruleblog.com/%e6%b0%91%e6%b3%95%e5%a4%a7%e6%94%b9%e6%ad%a3%ef%bc%882020%e5%b9%b4%ef%bc%89%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e8%ba%ab%e5%85%83%e4%bf%9d%e8%a8%bc%e6%9b%b8%ef%bc%88%e5%a5%91%e7%b4%84%ef%bc%89%e3%81%b8

消費税の経過措置については、法律上は2019年3月31日までに締結した契約に適用されます。

https://www.clairlaw.jp/qa/contract/202041-1.html
  • 契約開始
    契約の開始日を入力してください。
    新規契約者登録時に設定した契約開始日は、リドックスオリジナルのA3版オーナー精算明細に反映されます。
    ※更新処理を行った場合も、明細に反映されるのは、新規契約者登録時に設定した契約開始日となります。
    新規契約者登録時に、入居開始日を登録するか、直近の契約開始日を登録するかはお客様の運用方法にお任せしております。
  • 契約終了
    契約の終了日を入力してください。
    ※自動更新の契約者様であっても、契約終了日の登録は必須となっております。
    ただし、契約開始日を登録すると、自動的に2年後の日付が入力される仕様ですので、
    自動表示された日付で問題なければご活用ください。
  • 更新料/再契約料
    更新料(再契約料)の金額を入力してください。
    更新料・・・主に普通借家契約において、契約を更新する際にオーナーへ支払うお金です。退去時に返金されない費用でもあります。
    再契約料・・・主に定期借家契約において、再契約を結ぶ際にオーナーへ支払うお金です。
    ※定期借家契約では、原則として契約を更新することができませんが、契約者とオーナーが合意した場合は
    「再契約」することが可能となっております。そのため、定期借家契約においては、更新料ではなく再契約料と呼ばれています。
  • 解約予告
    解約予告期間を入力してください。
    解約予告・・・引越しをしたい場合、いつまでに引越しをしたいかを前もって通知するしなければならない期間のことです。
    解約予告期間が1ヶ月の場合、退去日の1ヶ月前には契約者は管理会社に解約通知が必要となります。
  • 賃料振込日
    賃料の振込日を入力してください。
    (毎月27日までに翌月分の賃料を支払う場合は、リドックス上で入金登録をしていないと、28日から滞納判定されます。)
    保証会社が賃料を収納代行している場合は、「保証会社収納代行」を選択してください。
  • 賃料振込口座
    賃料口座を指定してください。
    (デフォルトは、物件情報画面で設定した家賃入金口座が反映される仕様です。
    契約者ごとに賃料振込口座が異なる場合のみ、指定をお願いします。)
    賃料振込口座は、契約書や家賃請求書に反映されます。
  • 月額固定費用
    毎月請求・控除が必要な【固定費用】をご入力ください。
    ※駐車場料金は別途「駐車場」区画を作成するよう推奨しております。
    ※「収入」は【オーナーからみてお金が入ってくる項目】、
     「支出」は【オーナーからみてお金が出ていく項目】(振込手数用の割引や源泉所得税など)となります。
    ※固定費用は同じ勘定項目を複数登録することはできませんのでご注意ください。
    • 売上区分が「指定なし」
      管理会社の売り上げではなくオーナーに全額送金する項目です。
    • 売上区分が「管理会社売上」
      管理会社の売り上げとなる項目です。
    • オーナー送金対象
      オーナーに送金する項目です。
    • オーナー精算対象外
      オーナーに送金しない項目です。
      (入金登録をしても、オーナー精算登録画面に表示されなくなります。)
    • 計算開始月
      該当項目を請求開始する月を選択してください。
    • 小数点未満
      主に課税の項目について、消費税を合算した後に小数点が発生した場合の処理方法を選択してください。
    • 支払者
      賃料を支払う契約者が該当項目を支払う場合は、空白の状態で問題ありません。
      該当項目について、契約者以外が支払う場合は、支払い者名および支払い名義を入力してください。
  • 月額変動費用
    毎月請求が必要な【変動費用】を入力してください。
    項目を登録しておくと、変動費用請求画面に反映されます。
    • 請求頻度
      該当項目の請求頻度を「毎月請求」「奇数月請求」「偶数月請求」から選択してください。
    • 変動費用マスター
      予めリドックス上に変動費用マスター(基本料金や計算方法を設定)を登録しておくと
      システムが変動費用の請求金額を自動計算してくれます。ぜひご活用ください。
    • 項目追加
      変動費用を複数登録する場合は、項目追加ボタンを押してください。

  • 更新時必要費用
    契約更新の際に「更新料」とは別に請求を行う費用(更新事務手数料など)がある場合は入力してください。
    更新料とともに、登録項目を更新案内へ反映させることができます。
  • 解約時必要費用
    契約解約の際に請求を行う費用(クリーニング費用・鍵交換費用など)がある場合はご入力ください。
    解約精算書の借主負担分として反映させることができます。
  • 共益費支払い情報
    共益費の支払い者名および支払名義が、契約者と異なる場合は入力してください。
  • 一時預かり金
    ルームクリーニング費用など、敷金以外で入居時に預かっている項目を登録してください。
    ここで登録した内容は、入居精算書および解約精算書に反映されます。
  • 管理委託料
    物件情報で設定した管理委託料の設定と異なる場合は、入力してください。
    管理委託料・・・賃貸管理を行う管理会社の報酬のことです。
    一般的に、毎月のオーナー送金する賃料のX%というものが多いと言われています。
  • 敷金償却
    解約時に敷金償却がある場合は金額を入力してください。
    登録した内容は、解約精算書作成画面に反映されます。
  • 初回保証料
    家賃保証会社を利用していて、初回保証料が発生している場合は入力してください。
    入力した内容は、賃貸借契約書や入居精算書に反映されます。
    初回保証料・・・家賃保証会社を利用する際に支払う費用です。金額の相場は、総賃料の50%から70%程度となります。

敷金償却・・・賃貸借契約の終了時に修繕費の負担問題とは関係なく、オーナーが預かった敷金から一定額を控除することです。

https://www.chintaikeiei.com/column/00000407/
  • 契約形態
    契約形態を選択してください。
  • 小数点以下
    賃料や共益費の日割り時などで、小数点以下の金額が発生した場合の処理について選択してください。
  • 日割り計算
    日割り計算が発生したときの日割り計算方法を選択してください。
    ※入居時は日割が発生し、退去時は日割が発生しない場合などの設定はできない仕様となっております。
  • 仲介手数料
    管理会社から契約者へ請求する仲介手数料をご入力ください。
    仲介手数料・・・借主あるいは貸主から、仲介した会社に渡される手数料のことです。
    金額の相場は賃料の0ヶ月~1ヶ月であり、貸主の承諾がある場合は、家賃の1ヶ月分+税金を受領することが可能です。
  • オーナー負担更新事務手数料
    更新時に、オーナーが管理会社へ支払う事務手数料がある場合は、設定してください。
    デフォルトは新賃料の0.5ヶ月(内税)と設定されています。
  • 鍵交換代
    鍵交換代を入力してください。
    鍵交換代・・・新しい入居者のためにドアのシリンダーを作成、交換するための費用です。
    金額の相場は15000円(外税)~20,000円(外税)と言われています。
  • 使用目的
    使用目的(住居、事務所、倉庫など)を入力してください。
  • 火災保険
    加入している火災保険の内容を入力してください。
    ※火災保険の期間の管理機能はリドックス内にございません。
    火災保険・・・住宅総合保険のことです。
  • フリーレント
    フリーレントがある場合は入力してください。
    デフォルトはフリーレントなしと設定されています。
    フリーレント・・・一定期間、賃料(または共益費)を無料とするサービスです。
    • 完全フリーレント
      賃料と共益費が無料となる場合に設定してください。
    • 共益費のみ発生
      賃料のみ無料となる場合に設定してください。
  • 家賃管理開始
    物件情報画面で設定した家賃管理開始月と異なる場合は、設定してください。
    リドックスをご利用途中で管理受託された物件を新規登録する際、
    お客様の方でいつからリドックスで賃料を管理するか設定できる機能となっております。
    契約者ごとに家賃管理開始月が異なる場合は、こちらで選択してください。
    ※現在の仕様では、家賃管理開始月を必ず「●月1日」と入力するようお願いします。
    「●月15日」などと入力をしても、家賃管理開始月項目で日割計算されません。ご注意ください。

普通借家契約・・・建物を賃貸して住居とする為に「借主と貸主」で取り交わす一般的な賃貸借契約の事です。
定期借家契約・・・契約期間の定めがない代わりに、一度契約期間を決めれば部屋の更新ができない賃貸借契約の事です。
一時使用貸借契約・・・一時使用目的で締結された賃貸借契約の事です。

https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/investment/knowhow/12687/
  • 賃料再計算
    賃貸借契約途中に、賃料や共益費など毎月請求する金額が増減された際に、
    過去の請求金額に影響を与えず金額の変更ができる機能です。
    変更したい金額を変更した後、この賃料再計算機能で「再計算月を指定する」に設定し
    再計算開始月(いつから金額が変更されるか)を変更してください。

    尚、最初に登録していた金額を変更した後、賃料再計算を利用しなかった場合は
    直近の契約開始日に遡って請求金額が変更されますのでご注意ください。