【画面仕様】オーナー精算設定
賃貸管理ソフトReDocSの物件情報から操作できる「オーナー精算設定」について説明します。
この画面では、システムが自動計算する管理委託料の計算方法や、送金予定日など
オーナー精算登録画面にまつわる詳細設定をすることが可能です。
オーナー精算設定の反映箇所

- 送金締め日
現在反映箇所がございません。特段設定は不要です。 - 送金予定日
毎月決まった日にちにオーナー送金している場合は設定してください。
送金予定日を設定することで、オーナー精算登録画面の送金日に自動的に日付が入るようになります。
(送金予定日が土日祝の際に前営業日および翌営業日に変更となる場合は、お客様の方で日付の変更が必要となります。) - 管理委託料計算方法
オーナー精算登録画面で送金する賃料の管理委託料をシステムが自動計算してくれます。
(マスターリース契約の物件は設定浮揚です)
管理委託料の計算方法はデフォルトで、「1件ごとの管理委託料を計算してから合算」を行います。
具体的な計算方法をご案内しますので、運用方法に合った設定を行ってください。
例:送金する賃料が128,000円と175,000円の2件、物件の管理委託料は5%の場合
1、個別に計算してから合算する
128,000×0.05=6,400円
175,000×0.05=8,800円
6,400円+8,800円=15,200円
15,200円×1.1(消費税10%)=16,720円
2、管理委託料控除対象金額の合計に%をかける
128,000+175,000=303,000円
303,000×0.05=15,150
15,150×1.1(消費税10%)=16,665円
※尚、計算した管理委託料に消費税の加算が必要ない場合は、
同じページの「消費税」項目で別途設定が必要です。 - 小数点以下
管理委託料にパーセンテージや消費税をかけた後の、小数点以下の取り扱いについて設定してください。
デフォルトは四捨五入となっております。 - 賃料外収入の報酬設定
賃料以外の項目に管理委託料をかける場合は計算方法を設定できます。- 合計金額にパーセンテージをかける
→課税対象の項目について、消費税も管理委託料の計算に含まれる場合 - 本体価格にパーセンテージをかける
→課税対象の項目について、消費税は管理委託料の計算に含まれない場合
- 合計金額にパーセンテージをかける
- 消費税
管理委託料を計算後に、消費税を含めるかどうか設定してください。
デフォルトは、別途税(管理委託料を計算後に、消費税を含める)となっております。
計算した管理委託料に消費税がすでに含まれている場合は、「内税」に設定してください。 - 管理固定原価
オーナー精算時に毎月支払いが必要な管理固定原価があれば入力してください。
ここで登録した項目は、オーナー精算登録画面に反映され
オーナー精算登録が完了すると、管理会社レポートに反映されます。
※毎月支払う金額が変動する場合は、区分を変動に設定することで
オーナー精算登録画面より金額の登録が可能でございます。
※画像1 オーナー精算登録画面
(新規登録時のみ表示されます。オーナー精算作成後は画面に表示されません。原価は取引一覧あるいはレポートでご確認ください。)
※画像2 管理会社レポート画面。管理会社原価はこのように確認することができます。